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石川島播磨重工業は日本企業で初めてロケットの基幹部品を海外メーカーに供給する。高性能のロケットエンジン用燃料ターボポンプを開発、米航空宇宙大手のプラット・アンド・ホイットニー(P&W)が2005年に完成を目指している次世代エンジンに搭載する。政府需要に依存してきた国内の宇宙産業が、技術力の向上を背景に国際競争に乗り出す。
石播はこのほど、地上試験用に液体水素用ターボポンプ1機をP&Wへ初納入した。同ポンプは超低温の液体水素燃料をエンジンの燃焼器に送り込む装置。石播が国産主力ロケットで蓄積した技術が評価された。受注金額は明らかにしていない。
P&Wは次世代エンジン「RL60」(推力約27トン)の2005年完成へ向け、石播に同ポンプの開発を発注していた。P&Wは米ボーイングや米ロッキード・マーチンの主力ロケット向けエンジンを製造しており、石播は今回の供給を機に欧米のロケット産業での受注獲得を目指す。 (07:00)