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中国の家電大手、科竜電器の約6000人が働く工場で、新型肺炎、重症急性呼吸器症候群(SARS)感染者3人が出たことが26日、明らかになった。同工場は大手欧米家電メーカー向けに製品の6割を輸出。操業停止に波及すれば、「世界の工場」から製品供給が途絶える事態が現実味を帯びてくる。
中国の冷蔵庫市場で科竜は最大手の海爾(ハイアール)集団に次ぐ17%のシェアを握る。最近は日本に小型冷蔵庫を輸出しており、日本の家電業界に影響が出る恐れもある。4月上旬に広東省を訪れた世界保健機関(WHO)の調査団長は日本経済新聞に工場の労働者に感染者がいることを明らかにしており、これが裏付けられた。
感染者が出たのは科竜の本社がある広東省順徳の第2工場。26日までに30歳代の男性従業員らが発症、入院した。第2工場では大型冷蔵庫を年間200万台生産。大手欧米家電にOEM(相手先ブランドによる生産)方式で供給している。 (07:00)