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輸出減速が鮮明になってきた。内閣府の季節調整値でみると、1―3月期の輸出通関額は前期比3.8%の大幅減。イラク戦争などで米国向けの自動車輸出が大きく落ち込み、好調だったアジア向けも伸びが鈍った。新型肺炎、重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)の影響など懸念材料も台頭しており、けん引役の輸出が低迷すれば、景気は深刻な局面に陥る恐れがある。
四半期ベースの輸出通関額(季調値)は2002年前半は5%前後と堅調な伸び。昨年7―9月期にいったん横ばいとなったが、10―12月期は6%増に回復していた。1―3月期の通関額は約13兆1800億円で、前期比で約5200億円減。数量ベースの動きを示す輸出数量指数は前期比1%増と、5期連続のプラス維持したものの、輸出減速傾向が出ている。
1―3月期の輸出通関額が減少に転じたのは米国向けの大幅落ち込みが主因。対米輸出は前期比13.8%の2ケタ減少と急ブレーキがかかった。「減少分の半分程度は自動車輸出の減少」(BNPパリバ証券)とみられる。 (07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030427AT1F2502A26042003.html