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【ニューヨーク=京屋哲郎】米航空大手4社の今年1―3月期決算が23日出そろった。イラク戦争に伴う乗客の伸び悩みや燃料費の高騰で、6・四半期連続で全社が赤字の異常事態になっている。
売上高は、経営破たんの危機に直面しているアメリカン航空の持ち株会社AMRを除く3社が増収を確保した。しかし、同時テロ発生前の2001年1―3月期比で13―18%減と低水準にとどまっている。
今後についても、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)などの新たな不安要因を抱え、「需要改善の兆しは見えない」(ノースウエスト航空)としている。
(2003/4/24/19:20 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030424ib22.htm