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小泉首相は23日夕、政権発足丸2年を迎える感想を記者団に求められ、改革が遅れているとの批判に強く反論した。
首相はまず、「(構造改革は)着実に進んでいます。1歩進めば、2歩進んでないから不十分だと(批判される)。国会もあるんです。多くの人の意見もあるんです。一夜にして変わるなんて、それは無理なんです」と力説した。
記者団から「国民に『あと2、3年は痛みに耐えてくれ』と言って2年たったが、痛みはどのぐらい続くか」と突っ込まれると、首相は「2、3年非常に厳しい状況ですけども、この困難を乗り越えて持続的な経済成長に結びつけていきたい。『改革なくして成長なし』路線は変わりません」「(国民は)今も耐えてくれていますからね。日本国民は必ず、将来に向かって努力してくれる国民だと信じております」と、構造改革路線への理解を求めた。
また、この日の党首討論でも首相は、改革の遅れを追及した民主党の菅代表に「進んでるじゃないですか」と色をなして反論した。
菅氏は、不良債権処理など13項目の首相の公約を並べ、公用車の低公害車化に「○」、郵政民営化と地方改革に「?」、残りすべてに「×」を付けた採点表を提示し、「改革が何一つ進んでいない」とただした。
これに対し、首相はここでも「1歩進むと、2歩進んでいないから不十分と批判する」と強調し、「郵政民営化が民主党に言えたか」などと反撃していた。
(2003/4/23/19:51 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030423i212.htm