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(回答先: 米経済停滞、新型肺炎も影響 FRBが景況報告 投稿者 小耳 日時 2003 年 4 月 24 日 13:21:23)
【ワシントン=天野真志】米連邦準備制度理事会(FRB)は23日、3月から4月中旬までの米景気の動向に関する地区連銀景況報告(ベージュ・ブック)を発表し、「経済活動は依然として活気のない状態を続けている」との厳しい景気認識を示した。
イラク戦争について報告は、「戦争が消費や企業活動にもたらす影響を完全に把握するにはまだ時期尚早だ」としながらも、戦争が消費や企業の設備投資などに重しとなっている可能性があると分析した。
また、戦争に加え、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の発生によって、米国内の旅行業などに悪影響が出始めていることも初めて指摘した。
報告は、全米の各地区連銀の景気分析を踏まえ、連邦公開市場委員会(FOMC)の開催前にまとめるもので、金融政策を決定する際の重要な判断材料となる。FRBは5月6日に次回FOMCを開く予定だ。
FRBは昨年11月に0・5%の大幅利下げを実施しており、政策金利の下げ幅もすでに乏しいことから、現時点では次回FOMCでは政策金利を据え置くとの観測が強い。ただ、今回の報告でFRBが厳しい景気認識を強調したため、FRBが一層の金融緩和に踏み切る可能性があるとの見方も浮上しそうだ。
(2003/4/24/11:04 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030424i203.htm