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農産物デフレが加速している。農水省の調べによると、コメや野菜などの農家からの出荷価格である農産物総合価格指数(1991年=100)は2002年に78.9まで低下したもようで、4年連続の下落となった。同省は分析結果を5月下旬に発表する食料・農業・農村の動向に関する年次報告(食料白書)に盛り込む。
白書原案によると、農家からの出荷価格は1991年に比べ2割も下がった。特に98年から2001年にかけ約15%も下落している。農産物デフレの主因は、1995年に認められた計画外流通米が普及し、比重の高いコメの価格が当時より3割程度下落したこと。
従来、コメの価格は国が管理してきたが、産地から消費者へのコメの直接販売や、民間市場での売買が進んだ。輸入品との競争激化で野菜も10年前に比べ2割以上安くなった。
農産物の出荷価格が大幅に下がる一方、食料品の小売価格はほぼ横ばい。流通や食品加工過程でコストがかかっているためとみられ、消費者は農産物の価格下落による恩恵を十分受けていない。 (16:12)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030423AT1F2300123042003.html