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[日経] 株、売買単価が「山一廃業」時に迫る――金融株安は当時と一緒
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投稿者 Ddog 日時 2003 年 4 月 22 日 23:57:51:gb2b4T9TetGkU

[日経] 株、売買単価が「山一廃業」時に迫る――金融株安は当時と一緒

【NQN】22日の日経平均株価は反落。一時はバブル経済崩壊後の安値
を割り込むなど、終日軟調だった。市場で「東証が見せ玉(約定しそう
になると取り消す架空の指し値注文)の取り締まりを強化している」と
の噂(うわさ)が駆け巡って個人や証券ディーラーの手がすくみ、この
ところ上昇していた低位株も一服。相場の底の浅さが垣間見える。
ゴールデン・ウイーク前の時期、年中行事のように取りざたされる話
題がある。決算発表を前にした生命保険会社の経営危機説だ。きょうも
みずほFGが大幅安となった理由の一つとして「一部生保の経営破たん
が現実化するのでは」と懸念する声を耳にした。
株価の値動きだけを見れば、そんな疑念が出てくるのも無理はない。
みずほFGは、3月12日に上場して以降、戻りらしい戻りも見せぬまま
右肩下がりのトレンドを継続。22日は6万3900円まで下落した。初値(
10万4000円)からの下落率は約40%に達する。旧50円額面株に直すと63
円90銭と、大手行では国際業務から手を引いたりそなHD(55円)との
格差は9円しかなくなった。
特筆すべきはその売買高の多さだ。22日の売買高6万6393株を旧50円
額面株に引き直せば6639万3000株に相当し、東証1部の売買高ランキン
グでは三井山、レナウンに次いで3位に該当する。
東証1部の売買単価は439円31銭まで低下し、97年11月27日に記録し
た316円81銭以来の低水準となった。97年11月27日といえば、同24日に
山一証券が自主廃業し、翌25日から山一株に売りが殺到。27日に1円か
ら3円で4億6976万株の売買が成立し、東証1部の売買単価が急落した
といういきさつがある。当時の山一株の値動きは、自主廃業発表約3週
間前の11月6日(始値225円)から急落。同19日には自主廃業前の安値
58円を付けた。

「金融危機を背景に低位株に売り圧力が強まった97年当時と産業再生
期待を背景にした現在では、売買単価の低下も理由は異なる」(東海東
京調査センターの中井裕幸投資調査部長)とは言え、くしくも金融株が
下落し、主力ハイテク株が買い手控えられる構図は似ている。むしろ構
造改革に対する危機感の薄さでは、今のほうが深刻かもしれない。(永
井洋一)

◇[日経] 日経平均先物、下げ幅拡大――外国人のヘッジ売り目立つ
【NQN】22日午後の日経平均先物6月物はじりじりと下げ幅を拡大し
ている。一時前日比240円安の7740円まで下落した。成り行きで50―100
枚程度の売り注文が断続的に出ている。
後場の寄り付きは買い戻しが入り、やや下げ渋る場面もあったが、現
物株市場で武田が下げに転じるなど優良銘柄が軟調に推移するなか、一
段安を警戒したヘッジ売りが膨らんでいる。「復活祭の休暇を終えた外
国人からヘッジ売りが出ている」(銀行系証券会社)という。
先物6月物は、日経平均株価のバブル崩壊後の安値(14日終値の7752
円)を割り込んだことで、下値メドとして心理的な節目の7700円の大台
や14日に付けた中心限月ベースの過去最安値(7690円)が意識されてい
る。
TOPIX先物6月物も一段安。一時前日比15.5ポイント安の785.0まで下げた。

◇[日経] 株、戻りの鈍さを意識・田倉氏 日本の固有問題を嫌気
【NQN】田倉達彦・東京海上アセットマネジメント投信投資調査部長
日本株相場は米国株相場と比べて戻りの鈍い展開を続けそうだ。イラ
ク戦争が事実上終結したことを手掛かりに欧米の株式相場が戻りを試す
一方、日本では主力株を中心に買い手控えムードが広がっている。構造
問題や需給悪など日本株特有の悪材料が懸念され、欧米株式相場と比べ
た魅力を失いつつあるようだ。
需給悪の理由として、企業年金の代行返上に伴う売りが需給を悪化さ
せるとの見方が市場では多いが、現状ではむしろ思惑が先行しているよ
うだ。ソニーなど国際優良銘柄を売り込むことに疑問を持ちながらも、
株価の短期的な下振れ懸念が残る中で保有株比率を引き下げる動きが活
発になっている。
企業業績の先行きにも不透明感が強く、これから本格化する決算発表
が買い手控えムードを払しょくするとの期待は持てそうにない。2004年
3月期は上半期までの好調が想定されるもののの、下期から落ち込む可
能性がぬぐえないからだ。今期に増益するとの見通しだけでは、買い材
料として力不足だ。
☆[日経] 株、1週間の上げを半日で帳消し――低位・小型株物色にも限界
【NQN】22日の日経平均株価は反落。前場の安値引けとなった7800円
85銭の水準は、取引時間中では14日以来の安値で、ここ1週間の上昇分
を半日で帳消しにした格好だ。前引け時点の東証一部の売買代金は2439
億円と前日同時点の水準を上回ったとはいえ、売買代金を売買高で除し
た売買単価は401円と、前日(456円)をさらに下回った。少額の投資資
金の回転の良さが、かろうじて市場のエネルギーを維持する構図が浮か
び上がる。
最近の相場の柱になっていた中低位株は、売買の回転が速いだけに相
場全体を支える持続力は乏しい。東証一部の売買高ランキング首位だっ
た三井山はその象徴だ。値動きの軽さをはやす代表銘柄でもあり、前日
21日は6755万株の商いを伴って急伸した。きょうも朝方は上値を試した
が、早々と息切れ。前場の高値(117円)と安値(95円)の変動率が19
%近くに達する値動きの荒さで、売買高は前場だけで6000万株を超えた
。東証一部の売買単価の低下は、こうした中低位株に売りが膨らんだこ
とも物語っている。
「前日後場の上昇時に見られた東証株価指数(TOPIX)連動型の
まとまった買いがなかった」ことを、さえない相場の主因とみる声も多
かった。TOPIX先物6月物の建玉が21日、7600枚増加したことを見
て「先物の買い持ちを現物株に振り替えるEFP(エクスチェンジ・フ
ォー・フィジカル)が継続する」との期待感も一部にあった。ただ、「
TOPIX先物の建玉増加は、TOPIXより日経平均の方が下げがさ
らにきつくなることを見越した仕掛け的な買い」(欧州系証券の先物担
当者)との指摘もある。日経平均をTOPIXで除したNT倍率は2001
年11月以来となる9.86倍(前引け時点)の低水準に落ち込んだ。
東証一部上場銘柄は総じてさえなかったが、東証の小型株指数は3日
続伸し、東証2部株価指数も6日続伸。企業年金の代行返上に伴う売り
といった需給悪とは距離を置く小型株へのシフトが継続している。主力
銘柄との間で投資資金が循環しているとしても、主力株の本格回復は「
代行返上売りが一服する今秋以降」との見方は根強い。日経平均は8000
円を目前に再び足踏みを余儀なくされそうだ。(松村伸二)

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