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商工組合中央金庫が22日発表した中小企業の雇用動向調査によると、従業員数が「過剰」と答えた企業の合計が29.6%と、「不足」(13.9%)の2倍以上になった。50歳代の従業員が過剰とみる企業が5割を超える一方、29歳以下の若年層が不足しているとする企業が56%に達するなど、年齢階層による明暗が出た。
当面の採用方針では「中途採用を重視」が42.9%で、1999年の前回調査(25.2%)に比べ大きく伸びた。ただ業況が比較的良い企業でも中高年層に対するニーズは小さく、商工中金は「中高年層の雇用の受け皿として中小企業に期待するのは難しい」とみている。調査は2月、取引先の中小企業5415社を対象に実施した。回収率は49.8%。 (19:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030422AT1F2200R22042003.html