現在地 HOME > 掲示板
> 国家破産２５ > 520.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 掲示板
> 国家破産２５ > 520.html
★阿修羅♪
|
|
[日経] 株、米国株高も奏功せず――「スモール」高値が示す手詰まり感
【ＮＱＮ】18日午前の日経平均株価は反発したが、戻りは鈍い。上げ幅
は51円と前日17日の下げ幅（57円）をかろうじて埋め戻した程度。午前
中の値幅は31円強と、17年ぶりの狭さだった前日（1日で43円）より一
段と狭まった。週末に加え、世界の主要市場が聖金曜日の休場に当たる
ことが様子見の理由になったとは言え、イラクの戦後問題が気掛かりな
はずの米株式相場が底堅くなったのとは対照的な元気の無さだ。
支援材料が米国要因だったことは確かだ。前日の米国株高を支えた携
帯電話最大手のノキアのほか、米国市場時間外取引で一段高になったパ
ソコン大手のゲートウェイ、半導体関連のＰＭＣシエラとザイリンクス
がそれぞれ市場予想を上回る決算を発表したことが日本のハイテク株を
支えた。国際半導体製造装置材料協会（ＳＥＭＩ）が日本時間朝方に発
表した北米地域の半導体製造装置のＢＢレシオ（出荷額に対する受注額
の割合）が３月で0.99倍と、２月（0.98倍）より改善。「改善幅は小幅
だが、節目となる１倍台乗せが視野に入ったことがムードを明るくした
」（コスモ証券商品部）。
しかし結局は、日本独自の需給面での弱材料が市場関係者の脳裏を離
れなかった。東証が17日公表した４月第２週（７―11日）の投資主体別
売買動向によると、信託銀行が４週ぶりに売り越した。売越額は697億
円。市場は「最も警戒していた外国人の売越額（355億円）を上回って
おり、企業年金による代行返上に伴う売り圧力は依然として要警戒」（
野村証券エクイティ・マーケティング部）と身構えていた。そこへ東証
一部の売買代金ランキングで１、２位を占めた武田とトヨタが朝高後に
下げに転じ、市場心理をさらに委縮させた。
こうしたなか、東証の新株価指数、ＴＯＰＩＸ「スモール」は前日ま
で３日連続で年初来高値を更新。きょうも上げ幅を拡大している。東証
一部上場銘柄の、時価総額が小さい1000銘柄弱が構成銘柄だ。売買高上
位には、三井山や高島など中低位株の上昇が目立った。だが、これも値
動きの軽さ以外に投資判断のよりどころを見つけられない手詰まり感に
も映る。来週24日で３年目に入る小泉純一郎政権が危機感を抱くのは、
いつなのだろうか。（松村伸二）
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。