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2001年にノーベル経済学賞を受賞した米コロンビア大のジョセフ・スティグリッツ教授は16日、財務省の関税・外国為替等審議会「最近の国際金融の動向に関する専門部会」(部会長・吉野直行慶応大教授)で講演し、日本のデフレ脱却の処方せんとして、円安誘導策や政府紙幣の追加発行などを提案した。
スティグリッツ教授は「デフレ脱却に単独での万能薬は存在しない」としたうえで、「通貨が減価するとデフレが相殺されるメリットがある」と円安誘導による物価下支えの意義を強調した。また、「紙幣の増刷もデフレ下では議論に値する」と述べ、政府紙幣の発行も有効な政策のひとつとして主張した。
このほか、銀行のバランスシートから不良債権を切り離す「最終処理」を急ぐ重要性も指摘した。
(2003/4/16/18:00 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030416i211.htm