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財務省は、10日発行した第2回個人向け国債(4月債)の応募額が、予定を約500億円下回る約3500億円にとどまったことを明らかにした。
郵便局向けは予定額の750億円全額が売れたが、銀行など民間金融機関では、応募額が発行予定に約500億円届かず、約2700億円にとどまった。
財務省は、売れ残りが出た原因について、〈1〉金利が下限の0・05%まで下がった〈2〉イラク戦争の影響で、金利動向を見極めようと個人投資家が慎重姿勢になった〈3〉決算期末で金融機関が投資信託など他商品の売り込みに力を入れた――などを挙げている。
(2003/4/10/22:35 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030410ib30.htm