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ソフトバンクが約49%を保有するあおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)株の買収問題で、米投資ファンドのサーベラスが約1000億円で買い取る方針を決め、交渉期限である14日にも発表することが8日、分かった。サーベラスはすでに12%のあおぞら銀株を持ち、買収後の保有比率は60%を突破する。
邦銀への譲渡にこだわっていた金融庁も認可する方向で、新生銀行(旧日本長期信用銀行)に続き、破綻(はたん)して一時国有化された銀行が外資系の傘下に入る。
金融庁の対応は「外資の力を借りた経営再建が日本の金融界で不可欠になってきていることの表れ」(金融アナリスト)とみられるが、外資系の傘下に入ることで、金融当局の「指導」がしにくくなることは避けられそうにない。
買い取りには、サーベラスと三井住友フィナンシャルグループが名乗りをあげていた。三井住友は資産査定の結果、2月末に買収額として約1000億円を提示。既存株主のサーベラスは三井住友と同額を提示した場合、優先的に買い取れる権利を持っている。交渉期限は今月14日で、月内にも株式公開買い付け(TOB)の準備に入る。