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(回答先: [日経]堀内氏「竹中氏の能天気、経済の底抜ける」 投稿者 Ddog 日時 2003 年 4 月 08 日 01:27:53)
[日経]◇自民堀内氏:景気対策のための補正予算必要――規模は言及せず
自民党の堀内光雄総務会長は7日、東京都内で講演し、現在の経済情
勢に関してバブル崩壊の調整によるものではなく、デフレによる新たな
不況が発生していると指摘したうえで、「総合的に政府の総力を挙げて
デフレに取り組む姿勢を示すには景気対策のための補正予算を組まなけ
ればいけないと思っている」と述べ、政府は需要創出型の経済政策へと
転換してデフレ克服に取り組むべきとの考えを改めて強調した。ただ、
必要な補正規模に関しては「数字まで詰めていない」と明言を避けた。
堀内会長は景気対策として財政出動が必要との考えを示したうえで、
日銀に望む金融政策として長期国債の買い切り額の増加のほか、ETF
(株価指数連動型上場投資信託)などの直接購入を「思い切ってやるべ
き」と主張。さらに「これだけのものを一緒にやっていくということに
なれば物価安定目標の設定にも取り組む必要がある」と語り、物価安定
目標の導入に理解を示した。
そのうえでこうした経済政策の転換を図るには竹中平蔵経済財政・金
融担当相の更迭が必要との考えに変わりがないことを表明。さらに小泉
純一郎首相の最近のテレビ出演などでの発言を挙げて「首相の心境に何
か変化があったのではないか。いい方向に変わってくれると思う」と述
べ、首相が経済政策の転換に踏み切ることへの期待を表明した。
このほか、金融商品の時価会計について企業が長期保有する株式に限
って実施を一時凍結し、取得価格による評価との選択制を認める「時価
会計の選択制」に関して国際会計基準委員会で決められた時価会計ルー
ルを導入しているのは世界的にみて日本と米国だけと指摘。時価会計を
距離の単位に例えて世界ではメートルのほかにヤードやマイルなども使
われていることを挙げ、時価会計の選択制は奇策ではないと強調した。