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【ロンドン=佐藤大和】英国際金融グループHSBCのジョン・ボンド会長は記者会見で、対日戦略について「邦銀の資本支援をするような形の投資には関心がない」と述べ、邦銀との資本提携などに否定的な考えを示した。
大手邦銀の資本増強策を巡っては、三井住友が米ゴールドマン・サックスから、UFJが米メリルリンチからそれぞれ出資を受け入れ、さらに海外から資本を調達する方針だ。ボンド会長は「そうした動きと我々は一線を画す。短期的な視点の投資はしない」と強調した。
HSBCは米シティグループに次いで時価総額で金融機関世界二位。前期にはメキシコ大手銀や米消費者金融二位のハウスホールド・インターナショナルを百四十二億ドル(約一兆七千億円)で相次ぎ買収。北米での事業を拡大している。
ボンド会長は「グローバル戦略を掲げる以上、世界第二の経済大国に無関心であるはずがない。一体どうすれば、日本で利益をあげられるのか、ずっと真剣に考えている」と語った。
【図・写真】ボンド会長