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代表的な企業年金である厚生年金基金で、将来の年金支払いに必要な資産を確保できていない赤字基金が全体の94%に上っていることが、厚生労働省が4日まとめた厚生年金基金2001年度決算で明らかになった。基金全体では、将来必要な年金支払い額よりも6兆5200億円が不足しており、“赤字額”は過去最悪を更新した。
決算結果によると、国内株式市場の低迷により、年金資金の運用利回りは平均でマイナス4・34%となり、前年度に続いて資産が目減りした。このため、1737基金(昨年3月末現在)のうち1640基金で、将来に必要な年金支払い額よりも資産が不足していた。
基金全体で見ると、積立金の合計は4540億円だったのに対し、不足額は6兆9800億円に上り、“赤字額”は前年度(4兆3800億円)に比べて大幅に増えた。
資産が目減りすると、企業が不足分を埋め合わせなければならないため、基金の解散も相次いでいる。厚労省によると、2001年度には59基金、02年度には過去最多の73基金が解散した。
(2003/4/4/19:36 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030404i212.htm