現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産25 > 246.html ★阿修羅♪ |
|
ソウル・瑞草(ソチョ)洞・廉谷(ヨムゴク)洞のKOTRA(旧大韓貿易投資振興公社)6階の「外国人投資支援センター」(KISC)。
外国人の対韓投資申告の70%を扱っている最大の窓口だが、今年に入ってからここを訪ねる外国人ビジネスマンの数が激減した。
チョン・ドンシク所長は、「先月末まで申告された投資は昨年同期比49件増えたが、500万ドル未満の小規模投資が殆ど(525件)で、1億ドル以上の大型投資は3件しかなかった」と述べた。
韓国に対する外国人直接投資が通貨危機直後の98年第1四半期(1〜3月期)以来の最低水準となった。
産業資源部は4日に発表した「第1四半期外国人投資実績(申告基準)」で今年1〜3月までに申告された外国人投資は、558件、総額11億758万ドルで、昨年第1四半期比48.4%減少したと明らかにした。
さらに、実際に韓国内に流入される外国人投資は、通常的に申告物量の60%に過ぎないため、実際の投資金額は総額6億〜7億ドルに止まる見通しだ。
産業資源部の李秉鎬(イ・ビョンホ)国際投資協力審議官は、「世界景気の低迷に伴う外国人投資の減少と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核危機、国内の買収合併物件の減少などが主因」と説明した。
特に、米国系企業の投資が3億5600万ドルに止まり、昨年同期比72%も減少したことが明らかになった。欧州連合(EU)は24%減少した反面、日本は1億5600万ドルと6%増加した。
産業資源部はこれと関連し、今後外国人投資誘致の活性化に向け、今年上半期中に産業資源部長官を団長とする投資ミッション団を米州地域に派遣し、秋には機械・部品・素材企業の韓国進出を促がすため、投資誘致団を日本に派遣することにした。
産業資源部はこれとともに、「韓国に進出した多国籍企業の中から、100大企業を選定して投資誘致専任者を派遣する密着サービスを提供して投資増額を誘導する一方、投資の一定部分を現金で返す「キャッシュグラント(cash grant)」制度などを近いうちに導入する計画だ」と明らかにした。
宋義達(ソン・ウィダル)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/04/04/20030404000021.html