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日本経済の最後となる「きっかけ」は「国債の暴落」です。国債バブルと言われて久しいのですが、国債の暴落は長期金利の上昇をもたらしますので、経済の全てを破壊すると言ってもいいでしょう。金利が上昇しますと国債を持っている日銀、銀行、生保、証券会社等か゛莫大な含み損を抱え込み、政府は利払いだけで税収の大半を吹き飛ばし、有利子負債の高い企業、たとえば「富士通」ならば1.7兆円の負債を抱えておりますが、金利が1%上昇するだけで利払いが170臆円も増え、中小企業等、重債務に苦しむ民間企業が倒産していくことになります。国債の暴落は、政府、日銀、銀行、生損保、証券、民間企業全ての経済を一挙に破壊することになります。つまり国家の沈没です。従って政府、財務省の最重要事項は国債の暴落阻止、いわゆる長期金利の上昇阻止ということになるでしょう。