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三菱東京フィナンシャル・グループは2日、2003年3月期連結決算の業績予想を修正した。株価の下落に伴い、傘下の東京三菱銀行と三菱信託銀行が保有する株式について、9月中間期で約1800億円だった減損処理を、通期で計3220億円に増やしたことなどで、経常利益の赤字額が従来予想の1650億円から4050億円に拡大する。
減損処理額の内訳は、東京三菱銀行が2380億円、三菱信託銀行が840億円。ほかにも株式の売却損などが発生し、株式関係の損失は計4850億円にのぼる見込みだ。本業のもうけを示す業務純益は、予想を上回る6800億円程度になる見込みだが、減損処理による減益要因を吸収できなかった。
ただ、新たに連結納税制度を導入し、税金の負担額が約1000億円軽減されることなどから、税引き後利益は従来予想の1850億円の赤字で変わらない。
この結果、3月末の連結自己資本比率は「10%台半ば」になるとしている。
(2003/4/2/23:29 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030402ib25.htm