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2003/04/02(水) 11:27 JST Forex Watcher
http://plaza4.mbn.or.jp/~skoike/member/menu.htm
ユーロ・ドル相場が予想以上に戻してきた。当初は21日移動平均線や雲の上限がある1.0800レベルを上抜くのは難しいと見て雲の中での推移が続くと読んだのだが、難なく突破されてしまった。1.1085⇒1.0501の下げ幅に対する61.8%戻し、1.0862も簡単に破られた。ユーロの勢いは一見、強そうである。しかし、この流れについていくのは気が進まない。
ユーロ・ドル相場は昨年8月から9月にかけて概ね、0.9600/1.0000レンジでのもみ合いから抜け出して1.1085まで上昇した。この間、上図のような五波が観測された。この五波の読み方が正しければ、1.1085からのユーロ下落はこの五波全体を修正する局面とみなすことができる。そうすれば、このようなスケールの大きな上昇波動に対する下押しが1.0501で終わったとするよりは、上図のような三波を伴って修正局面がもう少し長引くと見たいところ。これが頭に引っかかっているがために今のユーロ上昇の流れについて行く気が起こらない。"勇み足"で1.1000をタッチするかもしれないが、1.09台でユーロを買い進むのはリスクが多いように思う。
2003/04/01(火) 11:29 JST http://www.forexwatcher.com/auth/articles.htm
ドル・円相場は大幅下落して昨日のNY市場で一時、117.83をつけた。119.50は固いと見たのだが、あっけなく破られてしまった。相場見通しに軌道修正が必要のようである。この1,2週間、ドルの上昇を押さえるテクニカル要因 ―雲や89,200日移動平均線― は見事に機能する一方で、ドルを下支えるはずの21日移動平均線はうまく働かなかった。如何にも下値が崩されやすい格好になっている。しかも、昨日の長い陰線のおかげでドルの先行きに対して悲観的な見方になってしまいがちだ。
しかしながら、2月中旬からの相場の大きく波打つ動きを眺めると、ここからドルが一気に下げを加速するかどうかは慎重に見極めないといけない。こういった波動のパターンにおいては比較的大きな三角保合い気味のフォーメーションに持ち込まれるケースがある。今の相場に当てはめると例えば、117.50/120.50に挟まれて時間の経過とともに徐々に変動幅をせばめるパターンも想定される。そのためには117円台後半以上でドルが下値を固める必要があるのは言うまでもない。今の時点であまりにドル弱気に傾くのは時期尚早だろう。本気でドル弱気に傾くのはでのサポートライン(今月は116.00に位置)が破られるときである。