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内閣府研究所長に香西氏、「デフレ、根深い問題」――克服に時
内閣府の経済社会総合研究所長に1日、前日本経済研究センター会長でエコノミストの香西泰氏が就任した。記者会見で香西所長は「いまのデフレはかなり根が深く、簡単に消せるような手は考えにくい」と述べた。イラク戦争の長期化の観測が強まっていることについては「日本経済にいい材料をもたらすことはない」と懸念を示した。
デフレ克服について香西所長は「できる限りの手を尽くさないといけないが、ある程度の時間はかかる」と指摘。不良債権など金融システムの問題だけでなく「(中国の台頭など)国際的な構造変革も一つの原因だ」と述べた。そのうえで金融政策について「すでに日銀は(物価上昇率を)ゼロより上にすると言っているが、なかなか(デフレ解消が)で
きていない」と述べ、インフレ目標策には慎重な見方を示した。
経済社会総合研究所の運営に関しては「調査研究の過程ではいろいろな意見があっていい。気付いたことがあれば(政府内で)しかるべく意見を言う」と語った。