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【ワシントン=吉次弘志】米連邦準備理事会(FRB)幹部や地区連銀首脳がイラク戦争に伴う米景気の不透明感増大に懸念を示し始めた。バイズFRB理事は31日、「不確実性がすぐになくなるとは思えない」とし、「いずれかの時点で必要だと判断すれば行動する」と述べた。ボストン連邦準備銀行のミネハン総裁も「極めて注意深く」情勢を見極める必要性を強調した。
FRBは3月18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で当面の政策運営方針を示す上での景気判断を留保する異例の措置を取った。理事らの発言はFRBがイラク戦争長期化に備える必要性を示唆したとみられ、今後の市場動向次第では緊急利下げなどが浮上する公算が大きい。
ロイター通信によると、ニューオーリンズでの金融関係者との会合でバイズ理事は「不確実性が非常に高い中ではこれから何をするかを明確にするのはより困難だ」と述べ、予断を持たずに政策判断する姿勢を強調した。 (12:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030401AT2M0100J01042003.html