現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産25 > 1123.html ★阿修羅♪ |
|
ワシントン 5月12日(ブルームバーグ):米民間調査会社ブルー・チップ・エコノミック・インディケーターズが12日発表したエコノミスト54人を対象に実施した最新調査によると、2003年の米経済成長率予想は2.3%(2002年は 2.4%)と、前月調査の2.4%から下方修正された。予想の下方修正は4カ月連続。個人消費と設備投資、鉱工業生産の伸びに対する見通しが後退した。
個人消費の伸びは2.3%と、1991年以来の最低を予想している。鉱工業生産の伸びについては1%と、4月調査の1.8%から予想を下方修正。設備投資は 1.5%(4月予想は2.9%)に引き下げられた。また、調査に答えたエコノミストの約64%が、下期の成長率予想をさらに引き下げる可能性があると答えた。
リポートでは、「回答者たちはおおむね、この1カ月でより悲観的になった。このところ発表された経済指標や民間調査結果の多くが、最近の経済活動の沈滞を示すものだったためだ」と解説している。
調査は1−2日に実施された。1日発表の4月のISM(米供給管理協会)製造業景気指数は45.4と前月(46.2)から低下。2002年1月までの1年半以来初めて、拡大、縮小の分かれ目となる50を2カ月連続で下回った。
エコノミストは第4四半期(10−12月)の成長率は年率3.7%と、第1四半期(1−3月)の同1.6%から加速するとみている。4月の調査では同3.8%を予想していた。リポートは「今月は、ことし下期の(経済)活動についての予想が初めて明確に引き下げられた」と指摘した。
ワシントン Joe Richter 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
Last Updated: May 12, 2003 01:37 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=aojusJpTC_eU&refer=top_kaigai