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みずほ銀行は10日、都市銀行で初めて、米ドル建ての年金保険の販売を今月下旬から始める方針を明らかにした。本支店窓口で扱うほか、営業職員が富裕層を中心に販売する。みずほ銀は、これまで資本関係のある国内生保の商品のみを取り扱ってきたが、初めて外資系生保のドル建て商品も販売する。商品多様化により、販売力を強化する狙いだ。
政府の規制緩和で2002年10月から銀行による年金保険などの販売が認められたことを受け、みずほ銀は2003年3月末までの半年間で年金保険250億円(保険料ベース)を販売してきた。今後は、米大手生保のアリコと組み、ドル建ての年金保険も商品に加えて販売する。
ドル建て年金保険は、契約者が加入時に一括で保険料を支払い、7年か10年後に年金として受け取る。払い込んだ保険料は、米ドル建てで元本は保証されるが、円で受け取る場合には為替相場の変動に応じて増減する。超低金利の影響で金利が高い外貨預金が人気を集めていることから、みずほ銀はドル建て年金保険にも需要があると見ている。
みずほ銀は、富裕層向けの営業を強化することで収益力の向上を図る方針で、今年度上半期の円建ての商品も含めた年金保険の販売額は500億円(同)を目指す。
◆銀行の保険販売=2001年4月に火災保険など損保商品を銀行の本支店の窓口で販売することが解禁された。生保商品については2002年10月から年金保険などの一部商品について解禁された。銀行は保険会社の商品を販売して手数料を受け取る。
(2003/5/11/14:37 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030511it04.htm