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NTTドコモが7日に発売した腕時計型PHSの「WRISTOMO」(リストモ)は、初日出荷分の1000台を10分間で完売した。腕時計型の通信端末は、SF映画で見たような、これまでにないデザインが人気を集めた。ドコモは、この人気が続けば、PHSだけでなく携帯電話での実用化も検討するという。
販売はインターネットだけで受け付けたが、発売開始と同時にアクセスが殺到。初日用に準備した1000台を10分余りで売り切った。販売計画を明らかにして以来、多くの雑誌やテレビなどが取り上げたが、「正直こんなに売れるとは思っていなかった」(NTTドコモ)。普及台数が多い一般の携帯電話でなく、PHS機として開発したのは、消費電力や部品の大きさといった技術的な制約があったため。“腕時計型”の人気が続くようなら、携帯電話の開発も検討することになりそうだ。
リストモは、ファッション性を重視する若者、子供のころに腕時計型の通信機を持って活躍する特撮ヒーローにあこがれたような男性をターゲットに作った。実際に購入したのも男性が多いようだ。NTTドコモ・MMターミナル開発部の入鹿山剛堂課長は「時計が柱時計から置時計、懐中時計から腕時計に変わったように、携帯電話も変わってきている。現在は時計で言えば懐中時計の段階だが、これからは腕時計の段階に入るだろう。ITツールは今後ウェアラブル(身に着けられる)なものに変わるのではないか」という。
ディスプレーの上下にあるリストバンド開閉ボタンを押すと受話器の状態に変わる機能を採用。スピーカーフォン機能を使えば、腕につけたまま通話することもできる。また、日常生活防水(3気圧防水)も搭載しており、腕時計としての使用にも耐えられるように設計されている。
次回の販売は5月15日10時からhttp://www.wristomo.com/で行う。初回と同様に1000台程度を販売する見通しだ。
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私は携帯電話は使っていませんが、このニュースが公表され時から気になったニュースでした。腕時計型携帯電話が開発・販売されたらなら腕時計も兼ねているので、購入を検討する価値ありです。価格との相談になりそうですが、GPS機能も付いているのかも気になります。
私の予想では、Iモードと同様に、NTTの2本柱としてヒット商品になるのではないでしょうか。
今までは家電メーカーからハードとしての携帯電話は多く発売されているようでしたが、今後は時計メーカーを巻き込んだ販売合戦になるのではないでしょうか。