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オフィス仲介の三鬼商事が8日発表した東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の主要ビルの4月の平均空室率は、前月比0・22ポイント上昇して8・40%となり、同社が調査を開始した1989年12月以来の最高水準となった。
同社は、都心の大型ビルが相次いで完成し、既存のビルからの移転が続いたほか、大企業が分散していたオフィスを統合したり、テナント企業が経費を節減するため、割安な物件への借り換えを積極的に行っていることが原因だとしている。
空室率は港区の10・01%が最高で、中央区の9・42%、新宿区の9・21%が続く。港区は、4月に開業した六本木ヒルズや汐留シティセンターなどの大型物件にテナントが移動した影響で空室面積が3万3000平方メートル増え、空室率が前月比0・46ポイントと大幅に上昇した。東京都心で大型ビルの開業が相次ぎ、既存オフィスビルの空室が増える「2003年問題」がデータ上でも顕在化してきた。
(2003/5/8/21:45 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20030508ib23.htm