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「年金を大幅に削減する案を主張する人がいるが、それは(高齢の両親が)子どもからの仕送りを受ける社会に戻ることを意味する」
坂口力厚生労働相は8日、首相官邸ホームページのメールマガジンに「仕送り社会と年金社会」と題するコラムを寄稿。2004年の年金制度改正に向け給付水準の大幅引き下げを主張する塩川正十郎財務相を暗に批判した。
坂口厚労相と塩川財務相は経済財政諮問会議などの場で年金問題をめぐって論争してきたが、今度はそれがメールマガジンまで飛び火した格好だ。
厚労相は「内閣府が今年行った世論調査によると、約7割の人が年金を基本に将来の生活設計を考え、子どもからの仕送りに頼る人はわずか2%にとどまる」と指摘。
その上で、給付大幅削減の影響について「高齢社会なので親が95歳、子どもが70歳、孫が45歳となれば、孫が両親と祖父母に仕送りしなければならない」と強調。「仕送り社会は、仕送る方も仕送られる方もぎりぎりの生活で消費を抑制せざるを得なくなり、経済は厳しくなる」と給付の大幅削減を批判している。
ZAKZAK 2003/05/08
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_05/3t2003050805.html