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[大阪 8日 ロイター] オムロン<6645.OS>の立石義雄社長は、2004年に予定されている
新札発行による影響が、2004年3月期から2005年3月期の2年間にまたがって表れる可能性
が高い、との見方を示した。その上で、2004年3月期には150億円、2005年3月期にはそ
の半分程度の金額の増収効果を見込んでいることを明らかにした。
決算発表の場で述べたもの。
ただし、この金額は、既設の現金預け払い機(ATM)などの機能を改修するために使われるモジュ
ールの売り上げ金額だけを試算したもので、機械をすべて交換することによる需要は織り込んでいな
いという。
また、同社では、2004年3月期の連結設備投資額として360億円を予定していることも明らか
にされた。2003年3月期は347億円だった。
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200305080042.html