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(回答先: 首相:自民総裁選のため意図的なことやらない――衆院解散否定 [Quick] 投稿者 Ddog 日時 2003 年 3 月 29 日 10:57:21)
首相:予算成立、デフレ克服して経済再生果たす体制できた [Quick]
小泉純一郎首相は28日午後、2003年度予算の成立を受けて記者会見し
、「4月の執行に向けて暫定予算を組むことがなく、2002年度の補正予
算と一緒に切れ目のない執行ができる体制が整えられた。デフレを克服
して経済再生を果たす体制ができたと思っている」と述べ、予算成立を
機にデフレ克服に向けた決意を改めて強調した。
首相は2月の完全失業率がやや改善したことに言及し、「若干改善し
たが、まだまだ厳しい状況だ」と指摘。予算では失業給付の期間の延長
や失業者を対象にした職業訓練などの研修を充実させたことを強調する
とともに、中小企業対策として資金繰りの円滑化のために7000億円を計
上していることもあわせてアピールし、雇用対策と中小企業対策に十分
な手を打っていることを主張した。
そのうえで就任以来予算の無駄を省くため歳出の見直しに厳しく取り
組んできたことを強調。「できるだけ無駄な歳出を見直して行こう、そ
ういう中でほとんど(の項目が)マイナスになっている」とほとんどの
歳出項目が減少していることを認めながらも「その中で重点配分してい
こう、ということで社会保障と科学技術予算、この2つは伸ばしている
」と語り、見直しは将来を見据えたもので削減一辺倒ではないと反論し
た。
さらに低迷している景気対策として歳出増を求める声があることにも
触れ、「もっと財政出動して景気対策を打て、国債を発行せよ、という
声を聞くが、42兆円しか税収がないなかで36兆円も国債発行を認めてい
る。緊縮路線の批判は当たらない」と強調。すでに可能な限り景気に配
慮した予算を組んでいると重ねて反論した。
今後の経済対策に関しては「経済再生に奇策はない」と改めて強調。
これまで不良債権処理を通じた金融の健全化など金融改革を進めていく
ことや、予算案と同時に成立した税制改正でも減税分が2兆円と増税分
を大きく上回っていることを強調し、経済活性化効果への期待を表明す
る一方で就任以来取り組んできた歳出の見直しも不断に進めていくこと
で経済活性化を果たす考えを示した。