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(回答先: [読売]柏崎刈羽の原発6号機、東電が運転再開の意向 投稿者 Ddog 日時 2003 年 3 月 29 日 10:16:33)
東電、原発停止続けば夏場に950万キロワット不足 [Quick]
東京電力(9501)は27日、保有する原子力発電所17基すべての停止が続いた場合、夏場に950万キロワットの供給力不足が生じると発表した。このため10基程度の再稼働が必要としているが、立地地域の了解は得られていない。また、原発でプルトニウムを燃やすプルサーマル計画の2003年度実施を見送る方針を明らかにした。
東電は今年度の夏場の需要をピークで6450万キロワット程度と予測。これを満たすため、老朽化が原因で計画的に停止している火力発電所の運転再開や運転中の発電所の補修時期調整、北陸電力や関西電力などからの応援融通(65万キロワット)などを実施するが、それでも確実に供給できるのは5500万キロワットと見込んでいる。
他の電力会社からの応援融通は90万キロワットの上積みが可能。試運転段階で発電が不安定な火力発電所の供給力(約140万キロワット)も加えると供給力はさらに230万キロワット増えるが、電力の安定供給には「できれば10基程度の原発を再稼働させたい」(勝俣恒久社長)としている。
東電の原発は17基のうち14基が停止している。残る3基も4月中旬までに停止することが決まっており、4月の需給も厳しい。同月の最大需要と供給力はいずれも4500万キロワット。通常8%程度が適当と言われる予備率は0%となる。「5月、6月の見通しは現在策定中だが、さらに厳しくなるだろう」(勝俣社長)という。
同日に経済産業相に届け出た供給計画は、17基の原発のうち15基が7、8月に稼働しているとの内容で、懸念されている首都圏の停電が起きないとした。計画と実際には大きな開きがあり、東電は来月にも計画の変更をする予定。
一方で、プルサーマルの実施は2003年度の経営計画に盛り込まなかった。核燃料サイクル政策を支えるプルサーマル計画は当初1999年に始まる予定だったが、東電の実施見送りで2004年度以降になることが確実になった。