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(回答先: イラク戦争/日本経済に及ぼす影響をシミュレーションすると・・・[Yen-dokki] 投稿者 Ddog 日時 2003 年 3 月 27 日 00:46:03)
イラク戦争/台頭する「アメリカの優越意識=バブル論」http://www.yen-dokki.com/
住信基礎研究所・主席研究員の伊藤洋一さん(Yoichi Itoh/ ChiefEconomist,STB Reserch Institute)は、 今週の金融市場は、一部で「戦争はないかもしれない」との観測から大きく反発したニューヨーク株式市場の行方を含めて、「かなり神経質な展開になろう」と語る。先週末のNY市場の反発、その他市場の従来トレンドからの全逆転については、基本的には「自律要因」と見ているが、「かなり値動きは激しくなろう」と言う。その状態は戦争が終わって、戦後のイラクの図式が描けるまで続く、と考えている。<米FOMCでは、「金利は動かさない」> また、米国で注目されるのは、18日に開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)。金融政策の運営方針を現在の「中立型」から、景気悪化リスクをより警戒し、将来の利下げに含みを持たせる「景気重視型」に転換するとの見方が出ている。伊藤さんは、その可能性は認めながらも、「金利は動かさない」と見ている。
<勝利しても、「歴史が繰り返した愚行」にはまる恐れを懸念> ちなみに、イラク攻撃が間近に迫るなかで、米国内からは「アメリカの優越意識=バブル論」といった論調が浮上していると言う。この表現を使ったのは著名な投資家ジョージ・ソロス氏。13日付けジャパン・タイムズに「A bubble of U.S. supremacy(アメリカの優越性を巡るバブル)」と題した文章を寄せ、今のブッシュ政権が持っている米国の優越意識は、「まるで株式市場のバブルのようだ」と喝破している。先週末のワシントン・ポストに掲載された記事「Bush Bets Future on Success in Iraq」のなかで、米国の将来にとっても、「今回の対イラク戦争の成否は非常に大きなリスクだ」と指摘し、詳しい分析を行っている。特に注目される点は、米国がイラク戦争で勝利しても、「歴史が繰り返した愚行」にはまる恐れを懸念したこと。ソロス氏はフセイン打倒は正当化されるとしながらも、国連の支持を得て動くのが、「(優越意識の)バブルにはまりこまない方策だ」と主張する。