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公園や河川、駅近くなどで寝泊まりするホームレスの人たちは、全国の581市区町村にいて、計2万5296人にのぼることが、厚生労働省が初めて行った実態調査で分かった。
面接調査では3割以上が、ホームレスになった理由に「倒産・失業」を挙げており、直前まで正社員だった人が4割にのぼるなど、不況の影響を色濃く映し出している。
調査は今年1、2月に実施。ホームレスが多かったのは〈1〉大阪府(7757人)〈2〉東京都(6361人)〈3〉愛知県(2121人)の順だった。
同省は、約2100人に面接調査も実施。ホームレスになった理由(複数回答)は、「仕事が減った」(35・6%)、「倒産・失業」(32・9%)、「病気や高齢で仕事ができなくなった」(18・8%)などが多い。平均年齢は55・9歳で、50歳代が45・2%、60歳代が30・6%。
ホームレスになる前の職業は、建設作業員が34%、大工や配管工が20%と多く、経営者・会社役員も2%(46人)いた。当時の雇用形態は正社員が39%だった。収入は月1―3万円未満が22%、1万円未満16%と低水準で、無収入も35%に上る。「きちんと就職したい」という人は47%で、「今のままで良い」も13%いた。(読売新聞)
[3月26日16時21分更新]