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国務院経済発展センターの王夢奎主任は23日、中国発展ハイレベルフォーラムで、中国は20年で4倍の経済成長を達成したとし、「現在のレートに換算して、1人当たりの国内総生産(GDP)を約3000ドルにまで増加させなければならない」と指摘した。これは、収入が中等レベルの国の平均値に相当する。さらに王主任は、人民全体の福祉に力を注ぎ、一般市民の生活水準を向上させる過程で、特に注意する問題として、(1)低所得者層と生活が困難な人々の状況を改善し、温飽(基本的な衣食が満たされる社会)を完全に保ち、小康((いくらかゆとりのある社会)生活にまで向上させること(2)さまざまな方法で積極的な雇用拡大を目指すこと(3)収入分配政策を徹底し、GDPに占める一般市民の消費比率を引き上げ、収入分配の格差の調整に特に力を入れること(4)経済の発展レベルに適した社会保障、国民教育、医療衛生のシステムを構築すること−−といった4点を挙げた。
「人民網日本語版」2003年3月24日