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(回答先: Re: 興味深く読みました 投稿者 たけ(tk) 日時 2003 年 3 月 22 日 01:48:22)
「国内で、基軸通貨としてのドルと自国通貨が両方流通している国もすでにあるのでは?」は、発展途上国の中位以下はほとんどそうです。
(自国通貨の信認性(インフレ不安)が強く為替管理もしっかりやっている国は、ドルが国内でも流通し、ドルのほうがありがたがられます)
>新ドルと旧ドルではなく、国内ドルと基軸通貨ドルをずっと併存させるというプラン
>はどうですか?
一度デフォルトした国家が発行する通貨を国際決済の基軸として使用することは、恒常的に不信感がつきまとうことになるので無理でしょう。
新旧ドル政策を実施しても、たんに過去の重荷をひとに回すだけの話で、米国という国民経済の脆弱さ(供給力不足による貿易収支赤字と財政赤字)が解消されるわけではありません。
国際通貨ドルと国内通貨ドルとわけても、FRBが発行している限り、米国との腐れ縁は断ち切れません。
そのような曖昧で不信感の根を残すよりも、まったく新種の国際通貨を確立するほうが、国際金融家の望みに叶うと思っています。
そして何より、それでは、欧州諸国や日本をはじめとした中央銀行の乗っ取りに動くことができません(笑)