現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産24 > 143.html ★阿修羅♪ |
|
厚生労働省が19日発表した2002年の賃金構造基本統計調査によると、昨年6月時点のパートを除く一般労働者の平均賃金(ボーナス、時間外を含まない所定内給与)は30万2600円(平均40.1歳)と前年と比べ1.0%減り、現行の調査形式が始まった1976年以降で初めて減少した。
背景には、長引くデフレや業績悪化で企業が正社員の賃金水準を抑制しているほか、比較的賃金水準の低い契約社員などを正社員に代わって活用している動きがあるとみられる。
男性の一般労働者の平均賃金は33万6200円と前年比1.3%減った。年齢別のピークである50―54歳の平均賃金(41万8900円)は5年前の水準を下回り、中高年を中心に賃金が目減りしている現状が鮮明になった。
一方、女性の一般労働者の平均賃金は22万3600円と前年比0.5%増えた。厚労省は「大卒の労働者の割合が増えたことが寄与した」と説明している。 (19:08)