現在地 HOME > 掲示板 > 狂牛病・遺伝子組み換え6 > 120.html ★阿修羅♪ |
|
BSE疑似患畜 対象範囲狭める/OIE (25日)
フランスのパリで開かれていた国際獣疫事務局(ОIE)の総会の最終会議は二十
四日未明(日本時間)、国際動物衛生規約の改正案を採択し、終了した。同規約改正
で牛海綿状脳症(BSE)の疑似患畜の範囲を大幅に狭める。農水省首脳が二十四日
明らかにした。同省は二十六日、改正内容の詳細を発表する。現行の基準では、同居
牛の大半が疑似患畜の対象となるため、国内の畜産農家が範囲見直しを強く求めてい
た。
昨年五月の北海道音別町の四頭目のBSE発生では、酪農家が飼養していた五十六
頭のうち80%の四十四頭が疑似患畜で処分された。今回の改正の基準では、疑似患
畜は20%の十一頭まで絞り込まれる。
同じく昨年五月の神奈川県伊勢原市の五頭目では、四十七頭のうち79%の三十七
頭が疑似患畜で処分されたが、15%の七頭まで絞られる。
日本は昨年十一月、BSEの疑似患畜の範囲を定めたОIE基準の見直しを提案し
たが、これがほぼ盛り込まれた。今回の総会で日本は改正案を強く支持、ほかの国か
らも反対はなかった。農水省の北村直人副大臣が、総会で日本での発生状況などを説
明していた。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02030526.html