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2003年5月21日(水)10時53分
人間の全遺伝情報(ヒトゲノム)の解読作業が終わり、ミツバチやチンパンジーのゲノムの概要解読も完
成に近づいたことを受け、米国立衛生研究所(NIH)のヒトゲノム研究所は21日までに、家畜犬(イエ
イヌ)のゲノム解読を6月初めから始めると発表した。犬はこれまでもがんや心臓病などの実験動物として
利用されており、フランシス・コリンズ同所長は「人間の遺伝子の構造や機能を知る重要な手掛かりにな
り、病気の治療や予防に役立つ」と指摘している。
http://news.lycos.co.jp/world/story.html?q=21jijiX614&cat=1