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(回答先: バグダッド市内の略奪行為 投稿者 せいせい 日時 2003 年 4 月 14 日 21:44:45)
今回の略奪行為を考える上で以下の投稿が参考になります。
WSWSさんの投稿
(Said Duidin氏のインタビュー)
http://www.asyura.com/0304/war31/msg/1218.html
(米帝は略奪を推進している)
http://www.asyura.com/0304/war31/msg/1219.html
この記事は米帝が政治的目的で略奪を挑発していると述べています。米兵は住民に略奪をするよう激励しているようです。首都では、米軍は石油省と内務省のみを厳重に警護し、その他の官庁や博物館への略奪は無視しているようです。
キャプテンさんの投稿
(略奪されたイラク文化遺産、二度と戻らない可能性 (ロイター通信)
http://www.asyura.com/0304/war31/msg/1220.html
イラク各地で文化遺産が略奪行為などの被害に遭っている問題で、考古学専門家らは、再三の要請にもかかわらず文化財の保護に失敗した米当局に失望感をあらわにし、イラク国立博物館から流出した収蔵物は二度と戻らないだろうとの悲観的な見方を示した。
米国の考古学団体や国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、米国に対して開戦の数カ月前には、イラクの文化遺産や古代遺跡の場所について情報を提供していたとしている
Fさんの投稿
(ロバート・フィスク 4/14 アメリカ人は略奪者の群れから二つの大切な省庁を守った。翻訳 [Independent])
http://www.asyura.com/0304/war31/msg/1180.html
イラクのハイエナたちは、アメリカ人たちが略奪と放火を許したものだけを盗み、破壊した −そしてバクダットの中を二時間、車で走ると、アメリカ人が何を守ろうとしているのか、おのずから明らかになった。数日間の放火と略奪の後の、短いがあからさまな得点表は次のとおりである。米軍が黙視し、暴徒による破壊と放火を許したのは計画省、教育省、灌漑省、貿易省、工業省、外務省、文化省と情報省だった。バクダットの考古学博物館と北の都市、モスールの博物館にあった、計り知れない価値を持つ秘宝の略奪者による破壊や、3つの病院からの略奪に関して、米軍は妨害しようとしなかった。
一方、アメリカ人はイラクの二つの省には数百人の兵士を配置し、そこは被害を受けることはなかった。禁止されていたのだ。なにしろ、戦車と装甲兵員輸送車両、フンビー(訳註 ジープ型車両)がこれらの省の建物の中にもそとにも配置させられていた。そしてこれらの省がアメリカ人に取ってとても重要だったことを証拠立てている。内務省、これは当然ながら、イラクに関する情報分析が豊富にある場所だ。そして石油省。イラクの最も価値ある資産−油田とさらにもっと重要である膨大なその蓄え−に関する資料とファイルは安全で無傷で、暴徒や略奪者の群れからは隔てられており、ワシントンがほぼ確実にそうするつもりであるアメリカの石油会社との共有、そのために確保されている
あっしらさんの投稿
(イラクで秘密警察のファイル発見=膨大な個人情報も−米TV [時事通信]【フセイン政権の敵は英米の敵でもあるからね】)
http://www.asyura.com/0304/war31/msg/1141.html
米CBSテレビ(電子版)は12日、イラクの首都バグダッド発のリポートで、米海兵隊がイラク特別治安局の地下施設から、個人情報を記した膨大な量のファイルを発見したと報じた。特別治安局はいわゆる秘密警察に当たり、フセイン大統領の二男クサイ氏が率いていた。
(キルクークでは役所が襲われ出生証明書など書類がすべて焼失 [BBCニュース]【よく秘密警察の個人情報ファイルが焼き打ちにあわなかったものだ(笑)】)
http://www.asyura.com/0304/war31/msg/1176.html
公共機関の略奪や焼き打ちは南部でもバグダッドでも報道され、書類に火が放たれていることも伝えられている。そうでありながら、秘密警察の膨大な個人情報ファイルが無事に発見されたというのは実に不可解である。
フセイン政権の抑圧や秘密警察の弾圧が語られてきた通りのものであれば、フセイン政権が崩壊し略奪や放火が横行する無政府状態になった時点で、秘密警察は第一のターゲットになるはずだからである。
“脛に傷をもつ”者たちは、出生証明書よりも「秘密警察の情報ファイル」を焼きたいと思うはずだ。発見されたという「秘密警察の情報ファイル」は、それを管理していたフセイン政権秘密警察から米軍に移管されたという可能性を否定できないだろう。