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この掲示版にてイラクのスレが多い。やはり、一番の関心事なのであろう。
今回の戦争は、イラクの戦争姿勢にたいしていささか疑問を感じるが、もともとは、フセインが2年前に石油代金はユーロでしか受け取らないと宣言し、イラクの石油の7割近くの輸出国である米国を怒らしめたのがはじまりであろう。
この戦争がいいか、わるいかではなく、米国の政治家は、国益優先、米国民にためにうごくことである。この戦争により、軍需産業は、今まさに繁栄し、高度技術いわゆるハイテク技術産業ももりかえしている。米国の不景気気分もふっとんでしまっている。
ただ、この戦争により、好調な産業と不調な産業とにいろわけさせられるが、そのことによってすべての産業がうまれかわりさらなる発展をしていく。
日本の場合はどうか。中小零細企業はつぶし、大企業のみたすけようとする。何千億という徳政令を2度もだしたり、莫大な赤字組織である公務員を優遇したり、金融機関には、あほでも儲かるように利益をあげさせて、不良債権処理もまともにできないのに、彼らは優秀だからと高待遇でリストラさせている。
民間企業もおかしくなっている。社員には、リストラ、経費削減、賃金カットとかいいながら、下がり続けている銀行株を保有し続けている。
国力の違いというものもあるが、能力の違いが明確にわかる。官僚、一般公務員の天下りにしても天下りがどうのこうのよりも、公務員の給料システムをすぐにかえてしまえばいいだけである。
当方のまわりでも、以前は株をかっている人がいたが、退職金をもらった人でも一円も株式投資にまわしていない。今のマーケットでは、かうのは国の機関だけである。売りたい株は、とてつもなく多いのである。バブル時代に大量に発行した株券が多すぎるのである。それに対して政治家、官僚は景気を創造することはしなくて、いまの既得権益をまもることばかりしている。
ブッシュはこの戦争によって、次の選挙に勝てると確信して実行したのだろうか。彼自体、いろいろ批判があるが、日本の政治家の能力と比べたらすこぶる高い評価にならないだろうか。