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(回答先: Re: 【「イラク侵略戦争」の戦況】 米英侵略軍は圧倒的優位に立っているのか − イラク国民は米英よりもフセイン政権を選択している − 投稿者 せいせい 日時 2003 年 4 月 08 日 21:38:07)
せいせいさん、こんばんわ。
フセイン政権 Vs. 米英侵略軍という構図であれば、ご指摘の論理は妥当性を持っています。
しかし、イラク国民多数派 Vs. 米英侵略軍という構図なら、イラクに政府は“ある”という状況で問題ありません。
もともと、イラクは、言われているような中央集権的な独裁国家ではなく、部族社会の上に中央政府が乗っかっているという重層的な国家です。
バグダッド市街戦で米英侵略軍をギブアップできたとしても、フセイン政権が従来通りの形態や地位を維持するとは予測していません。
米英政権が踏み切った「イラク侵略戦争」は、否応なくイラクの政体を変化させると思っています。
その変化は、米英政権がフセイン政権よりも嫌うものになるはずです。
※ フセイン大統領は米英の“お仲間”だと考えていますので、フセイン政権に勝って欲しいとは思っていません。
今後どういう経過をたどるにしても、イラク国民の多数派が米英を放逐すると考えています。