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http://www.commondreams.org/headlines03/0407-06.htm
この月曜、米国が誇るコンピュータ出荷最大港オークランド港を擁するオークランド市(サンフランシスコ市に隣接)での750名からなるイラク反戦デモで武力を用いないデモ参加者に対して、解散命令を無視したとの理由から、警察が銃撃を開始した。用いられたのは弾薬ではないものの、ゴム製および木製の弾丸だったが、これらの弾丸で負傷した女性のこの顔を見ていると、破壊力は十分にあることが明らかにわかる。目に当たれば失明してもおかしくない破壊力だ。全米で、銃口が開かれたのは初めてとされる。
いよいよ当局の、反戦デモへの憎悪・弾圧姿勢が一段レベルアップしたといえる。今後、政権批判をするものは、武断的処遇を受けることが暗示される非常に象徴的な事件だ。今後、この手法が全米化することが十分予想される。
意見表明も命懸けでやらざるをえなくなりつつある。国民の声は、暴力によって封じ込められる。ブッシュ政権あるいは超権力の武断的性質が、国内的にもじわじわと姿を現しつつある。超権力による強権的・武断的・全体主義独裁体制への移行の足音は異常に早いのだ。
今回銃撃されたこの女性の横顔を諸君、決して忘れてはならない。いずれこの体制は日本をも覆うからだ。