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(回答先: 亀裂とは、査察継続による大量破壊兵器の廃棄化、政権転覆による廃棄かです。 投稿者 sinken 日時 2003 年 4 月 03 日 22:29:19)
>独、仏、露が安保理で主張した査察継続による大量破壊兵器の廃棄か、政権転覆による廃棄かです。
↑これは、あくまで付け加えです。
アメリカのパウエルがどうしても、安保に同意を求めたほうがいいという意見をブッシュにだして無理に意見を通そうとしたため、表面的にはこのような亀裂ができたと想像します。
アフガン戦からイラク戦に突入はどんな理由でもよかった。
ただ、各国の利害が極めて高い確立で交差する場所であり
その議題をあげるのに適当なお題がほしかっただけと考えます。
まず、中東の指導者(王政)
イスラエル
トルコ
スンニ派
シーア派
イラクで商売を行う
フランス
ドイツ
ロシア
イギリス
アメリカ
日本
北朝鮮
中国
スペイン
ほかEU国
このなかでもしイラク戦に突入した場合
現政権のフセイン政権と契約している国の承認はなくなってしまう。
それを調整していたら。
フランスが、強い調子で反対した。
もちろん、戦争が始まる前は、バクダットのホテルロビーはフランスからの予約でいっぱいだったはず。
ようは、フセイン政権を金持ちにしてしまうのか?
アメリカ・イギリスは中東民主化というとてつもない大掛かりな事業を行う決心をしてこれに反対。
それとも、引退に追い込むか?
フランス・ドイツは、石油プラント(制裁解除になれば売り込むつもりだった)の独占受注をめざして。しかしアメリカ・イギリスはもちろん反対。
ついでに、日本も反対、帝国石油、千代田・日揮は反対だろう。
死んでもらうかの選択だった。
日本は石油がなければ動かない社会、はたしてあなたの独善的な意見が通ると思っているのだろうか?
また、税金を多く収める石油関連会社、公団の要請があればあなたは首相として断れるのだろうか?
当然、中小企業・郵便貯金や財務や銀行の決算にかかわること請け合いの問題がイラク戦である。
そこまで考えての発言なら、あなたは首相にはなれない。
一応、多数民主、市場経済をしじするなら、イラク戦の反対はできない。
日本の戦略とはそのように動くものではないだろうか?