現在地 HOME > 掲示板 > 議論9 > 357.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re: 私有の中央銀行ってFRBだけ? 投稿者 ×× 日時 2003 年 3 月 25 日 17:31:03)
基本的に紙幣を発行する中央銀行というものは形式上は株式会社の形態をとっていますが、実際は国家が大株主だったりその国の財務省にあたる官庁がコントロールする仕組みであり独占形態であるとならったように思いました。日本では日銀は日銀法第七条(正確には忘れたので間違っているかも)で大蔵省の指示に従うようにする旨があったように記憶しています。
しかしFRBの場合は、陰謀論でよくいわれるのですが、アメリカ政府の財務省からかなり独立した権限があるのと、政府の持ち株率が50%を下回っているそうで、私有の中央銀行ということにあるのでしょうか?
もうシステムが変わったとは思いますが、英国植民地下の香港では香港ドルの発行は名前は忘れたが、2つくらいの銀行が順番で行っていると聞いたことがあります。これも一種の私有の中央銀行ともいえなくもないですが、香港が英国の植民地であったわけですから、あくまでも紙幣発行を請け負っていた民間銀行は中央銀行とは言えず、英国銀行の傘下にあっただけということであります。どこかの銀行が宝くじの発行を請け負うようなものですね。
大英帝国の英国銀行なども紙幣が発行された当時は両替商が国王から紙幣発行の独占権を担っていたのが始まりであると読んだことがあります。多分この独占権をもった両替商はロスチャイルドということなのだろうと思いますが。
紙幣は貨幣と違い、金を中心とした貴金属の両替商が発行する預り証として登場し、その後に預り証自体が売買されるので紙幣の形態となったと習いました。しかし両替商は王室に預り証を融通して(つまり借金をさせてやったので)王室は返しきれないほどの借金を両替商に大して残してしまい、その両替商はそのまま独占的に紙幣を発行するようになった....と陰謀論の本には書いてありますね。
残念ながら頭のの悪い私には、どうしてロスチャイルドという豪商が独占的に英国銀行を支配できているのか仕組みが良くわからないので、もっと頭の良い方が説明してくださったら有難いです。