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アメリカ映画「エネミー・オブ・アメリカ」をビデオで観て、この映画はネオコン告発だと感じたのはまちがいだろうか。
国家保安委員会出身であるプーチンがロシア大統領になったように、個人の秘密を握ることが国を支配する時代になった。
アメリカにおいても、超右翼ネオコンが政治権力を手中に収め、管理者としてアメリカだけでなく、世界を管理しようとしている。
それを可能にしたのは、エシュロンとNSAをネオコンが把握したことによると推測する。
映画では反対する者に対しては、追い詰めて公然と虐殺する。
誰も抗議できない。抗議すれば、次の標的となり、個人情報の捏造と漏洩により、追い詰められ、場合によってはまた、見せしめのために処刑される。
マスコミも事実さえ報道できない。事実を報道すれば、関係者の人生は破滅させられる。
こうして、次第に彼らの権力が肥大化、巨大化して、とうとう、世界制覇へと向かっている。向かうところ敵なしの状態である。
その源泉は、あらゆる人のプライバシイー情報の獲得にある。
下記にその映画の解説の要約と、その映画と良く似た事故を示しておきます。
ポール・ウエルストン上院議員の葬儀へのホワイトハウスからの参列は親族により、拒絶されたそうです。
被害者が犯人を名指したようものですが、マスコミは事故死と小さく報道していたようです。
日本の石井議員の刺殺も事件の割りに報道は冷ややかなものでした。
「エネミー・オブ・アメリカ」はすでに日本にも上陸しているように思われる。誰もが、うかつなことをいえない。北朝鮮と同じ国になってしまったかのようです。
おそらく、考えることを自由に発言できる政治家や官僚は1人としていないと感じます。国民には今や、発言の場がまったくありません。かろうじてインターネットで発言できますが、エシュロンの餌食です。窮屈な時代になりました。
●「エネミー・オブ・アメリカ」
「アメリカ版盗聴法」を制定する動きに反対する下院議員が暗殺され、偶然にも殺害シーンを録画したビデオテープを入手してしまった一人の弁護士が、米政府情報機関に追い詰められていく物語である。
発信機、盗聴機、監視カメラ、衛星カメラなどのあらゆるハイテク技術を動員して、政府の情報機関は総力を挙げて弁護士の生活と行動を徹底的に把握・監視する。トンネルやコンビニ、高速道路に設置された監視カメラまでもが、政府の思うがままに操られて、個人情報は余すことなく把握されるのだった。国家が全力を挙げれば何でもできることを示す。「国の安全を守るため」なんて単なる建て前、言い訳であることがよく分かる。
民主党議員、ポール・ウエルストン上院議員飛行機墜落事故
「飛行機事故で上院議員死亡」
上院の行方の鍵となる再選挙を戦っていた、歯に衣を着せぬ発言で知られるリベラル派の民主党議員、ポール・ウエルストン上院議員、58歳が金曜日、ミネソタ州北部で飛行機事故により死亡した。議員の夫人と娘、他5人が同乗していた。
■ひとこと
民主党のリベラル派急先鋒の議員で、ブッシュ大統領が名指しで敵視していた人物。米議会による対イラク武力行使容認決議にも反対していた。ミネソタ州は今回の上院選でも激戦区として注目され、その中心にいたのが死亡した議員だった。