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小泉総理が、イラク開戦支持にては米国支持の理由の中に国民に語った言葉である。
アミテージ氏が、リップサービスとして発言した言葉であるが、真に受けてよいのだろうか。日本に攻撃する国は、北朝鮮、ひょっとすると中国であるかもしれない。
米国とイラクとの戦争がないと予測していたが、フセイン大統領の私欲が強すぎたために妥協せず戦争に突入したのであろう。
ブッシュ大統領は、日本でも批判はいろいろあるが、米国の国益を最優先にして動いていると感じる。ここで、イラクをたおしておかなく、金になる豊富な資源を持つフセイン大統領が、このまま権力を増加すると、米国にとっては莫大な損失になる。日刊ゲンダイでも特集をくんでいたように、イラクの石油の最大輸出国は、米国であるという。フセイン大統領は、石油の決済をユーロにかえる腹積もりであったらしい。これでは、米国がちまなこにおこるはずである。ただ、ブッシュ大統領は、日本の政治家と違い、国内の選挙のためには動いていない。逆に窮地におちいっているかもしれない。
小泉総理は、テレビで戦争支持であるが、はやく終わって欲しいといっている。ブッシュ大統領は、戦争開始の演説で、この戦争は、簡単な戦争ではなく、かなり厳しい戦争になるといっている。事実そうであると、当方も思う。フセイン政府をたおしただけでは、終わらない。イスラム社会という米国民主主義とは全く異なる世界との対立がおき、かつ、米国内での経済が、沈滞する危機になってきているからである。
呑気なのか、それとも何も日本の将来のことをかんがえていないのかわからないが、小泉総理の説明には、いつもながら愕然とする。
北朝鮮拉致者を米国はたすけてくれているのか、工作船が日本に侵入しないようにしてくれているのか、日本海にノドンが落ちた時actionをおこしてくれたのか。
アミテージ副国務長官がいっても決めるのは大統領でもなく、米国議会である。議会が、国益にもならない戦争に加担するだろうか。
とりあえず、今回は、戦争突入までの日本政府、外務省の対応は、外交音痴な対応であったが、支持にまわったことは当方としては賛成である。ただし、北朝鮮にしても国内テロにしても米国頼り一辺倒だと手痛いしっぺ返しがくるかもしれない。