現在地 HOME > 掲示板 > 議論9 > 229.html ★阿修羅♪ |
|
戦闘終結後に「戦争犯罪」として裁かれるべき行為と米国政権が叫んでいる「人為的油井火災」が、昨日南部油田地域起きたことに関する報道のまとめです。
======================================================================================
イラクのバスラ近郊で15の油井が炎上−ロシアのテレビ局報道 [ブルームバーグ]【文脈から米軍の攻撃によるもののよう】
http://www.asyura.com/0304/war26/msg/449.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 20 日 20:44:52:
モスクワ 3月20日(ブルームバーグ):ロシアのテレビ局NTVは20 日、クウェートのテレビ局の報道を基に、イラクのバスラ近郊で15の油井が炎上したと伝えた。
ブッシュ米大統領はTV演説で、米軍は「軍事的に重要な標的に」攻撃を加えたことを明らかにした。
モスクワ Vladimir Todres 東京 小針章子 Akiko Kobari
======================================================================================
イラク南部の油田が炎上、原因は不明=米英軍 [ロイター]【日本のメディアはイラク放火説ばかり】
http://www.asyura.com/0304/war26/msg/638.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 21 日 20:02:09:
[クウェート 21日 ロイター] 米英軍のスポークスマンによると、イラク南部のルマイラ油田が炎上している。原因については明らかになっていない。
米海兵隊のアンダーセン少佐は、「報道でも聞いたが、軍事筋からも4から9カ所の油井が炎上していると聞いている」と述べた。
ルマイラ油田は、バスラライト原油として日量100万バレル以上が輸出されている。
======================================================================================
イラク南部の油井数基で火災が発生 米国防総省 [CNN]
2003.03.21
Web posted at: 09:53 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 米国防総省は20日、クウェート国境に近いイラク南部にある油井数基で火災が発生していることを明らかにした。火災は掘削装置の付近で起きているという。
ラムズフェルド国防長官は、火災が起きている油井の数を「3―4基」としている。同長官は「フセイン政権は、イラク国民の富を破壊しようとしている」と非難した。
米海洋大気局(NOAA)の気象衛星「ノア16号」が米東部時間20日午前5時5分に撮影した写真には、イラクで煙が上がっているのが捕らえられている。
90年8月にイラク軍がクウェートに侵攻したあと、イラク・フセイン大統領は「多国籍軍が武力でイラクを撤退させたら、クウェートは火の海になる」と言って、油井への放火をちらつかせたことがある。
実際、翌年にクウェートから撤退する時イラク軍は700基以上の油井に火を放ち、大きな被害が出た。
★
>ラムズフェルド国防長官は、火災が起きている油井の数を「3―4基」としている。
>同長官は「フセイン政権は、イラク国民の富を破壊しようとしている」と非難した。
これは、記者が「連合軍の攻撃によるものか?」と質問したのに対し、ラムズフェルド国防長官が、それを否定しないまま、「イラクが3―4基の油井に火を放ったという話もある」と答えた部分の記事化である。
また、「フセイン政権は、イラク国民の富を破壊しようとしている」は、正しくは、「油田に火を放つ行為はイラク国民の富を破壊することで戦争犯罪だ」と語ったことの“曲解”である。
※ 参照書き込み
『ラムズフェルド長官とマイヤーズ統合参謀本部議長の記者会見 【長期化必至】』
( http://www.asyura.com/0304/war26/msg/530.html )
======================================================================================
深刻な環境被害の懸念 イラク油田火災で [東京新聞]
イラクが国内の油井に放火したことが21日確認され、火災の黒煙や原油流出で深刻な環境被害が出る恐れが現実になってきた。油井が広範囲に炎上した場合、黒煙が太陽光を遮り地球規模で気候に影響を及ぼす事態も懸念されている。
油井火災は、周囲に大量の原油がまき散らされて容易に近づけず、消火に時間がかかる。クウェートの油井約730本が炎上した湾岸戦争では、1日に1万3000トンのばい煙や1万7000トンの硫黄酸化物が放出され、鎮火までに9カ月を要した。
油井が炎上したとされるイラク南部の油田は、ルメイラ油田。北部にはキルクーク油田があり、イラクの破壊行為により火災が南北2カ所の大油田地帯に広がる心配もある。
大規模な油井火災では、ふき上がる黒煙が最悪の場合、上空1万メートルの成層圏に達して太陽光を遮り、地球規模の寒冷化が起こるとされる。
イラク軍、油田破壊か [東京新聞]
【ワシントン20日豊田洋一】ラムズフェルド米国防長官は二十日、国防総省で記者会見し、イラク軍がイラク南部バスラ近くにある三、四カ所の油田を破壊したとの報告を受けたことを明らかにした。ロイター通信によると、イラクのラシド石油相は同日、こうした情報を否定した。
======================================================================================
イラクの油田破壊、米長官「今後も十分に石油供給」 [読売新聞]
【ワシントン=天野真志】米エネルギー省のスペンサー・エイブラハム長官は20日、イラクが自国内の油田を破壊しているとされる問題で「イラクの石油施設が破壊される事態があっても、石油の供給は今後も十分に行われる」との緊急声明を発表した。さらに長官は、国際エネルギー機関(IEA)とも緊密に連絡をとりながら原油価格の推移を注視していく方針を示したうえで、米政府が保有する戦略石油備蓄(SPR)を必要なら取り崩す用意があることも改めて表明、市場に冷静な対応を呼びかけた。
声明には、油田破壊の情報をきっかけに市場の不安が高まり、原油価格が再び高騰するのを防ぐ狙いがあった。イラク内の油田破壊で石油の供給体制に支障が出ることは、戦前から懸念されていた。
(2003/3/21/11:05 読売新聞 無断転載禁止)
======================================================================================
イラク南部の油田で火災 米、フセイン政権の放火示唆 [朝日新聞]
--------------------------------------------------------------------------------
21日早朝、炎上するイラク南部の給油施設の横を進軍する米海兵隊=AP
米海洋大気局の人工衛星が20日、高度約830キロから撮影したイラク周辺の写真。中央の矢印のところに破壊された油井から上ったとみられる黒い煙が見える=AP
フライシャー米大統領報道官は20日の定例会見で、イラク南部で少数の油田が火災になっているとの情報を得ていることを確認した。詳細は不明としながら、フセイン政権が放火を指示した可能性を示唆。「サダム・フセインは(放火)しないと言っていた。彼がうそをつくことを示す好例だ」と批判した。
イラクは油田破壊の前科がある。湾岸戦争終盤の91年2月末、敗走前のイラク軍はクウェートの油田を破壊、約730の油井が損害を受け、600余りが炎上した。鎮火に8カ月間かかり、ペルシャ湾に流出した原油が環境破壊をもたらした。
イラクの原油の確認埋蔵量は1125億バレルで世界全体の約11%を占め、サウジアラビアに次ぐ世界第2位。 (03/21 19:21)
======================================================================================
英国防相「イラク側が放火、油井30カ所炎上」 [日本経済聞]
【ロンドン21日共同】英国のフーン国防相は21日、英BBCテレビに対し、イラク南部の油井が少なくとも30カ所で炎上していることを確認した。国防相は「イラク側が放火することを警戒していたが、このあたり(イラク南部)の油井は数百カ所あり、いまのところ30カ所程度の炎上にとどまっており、予想したほどではない」と述べた。
同相はまた、イラク南部に進攻した米英軍はイラク軍の抵抗に遭っていることを認め「イラク軍の能力を過小評価してはならない」と述べた。 (18:32)