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イラク攻撃を肯定するすべてのクリスチャンへ (富井牧師)
http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/212.html
投稿者 TORA 日時 2003 年 3 月 21 日 10:14:55:

聖書の契約とは、次の構造になっている。

(1)主権
(2)委任
(3)法律
(4)賞罰
(5)継承

神は、主権者(1)であり、地上の支配を人に委ねたもう(2)。神は、契約の民に守るべき法(3)を与え、守る者に褒美を、破る者に刑罰をお与えになる(4)。神は、この契約をその子どもとも結び、ご自身の支配を継続される(5)。

人間は、アダムにおいて、神との間に「創造者と被造物の契約(または、業の契約)」を結んでいる。それゆえ、どの人であっても、神との契約から逃れることはできない。

万人にとって神は主権者であり、我々が属するすべての領域において神の法は徹底して適用される。我々の周りの秩序はすべて神が立てたものであり、我々はその秩序に「神との契約のゆえに」従わねばならない。自分の上に立つ権威、神が立てられた秩序に逆らう者は、神の契約に違反する者である。

しかし、我々の周りには神の法に従わない邪悪な支配者がいる。この支配者に対する抵抗も常に悪なのであろうか。

いや、そうではない。

その支配者が徹底して神に従わず、専横的に振舞うならば、彼は、神によって断罪される。例えば、ある国において支配者として君臨する王がいるとする。彼は独裁体制をしいており、彼を裁くものは他にいないのであれば、神は、他国の軍隊によってその王を処罰することがある。

神の目的は、地上がすべて御名をあがめ、神の法を守る御国となることであり、それを妨害する者は、すべて罷免される運命にある。

その意味において、フセインは、罷免されるに値する人間である。

自分に反対する者を有無を言わず弾圧し、殺害する。

イラクにおいて、フセインが法であり、究極の支配者となっている。この体制を神はお許しにならない。

神は、何度かの和解の使者を送った後に、独裁者を処罰する。悔い改めない頑固な者は、神によって処罰される。

体制転覆のための戦争が許されるのは、「聖書の神の法に照らしてこの体制は非合法的である」と判断できる場合だけである。

その場合であっても、幾度かの「和解の勧告」がなければならない。

アメリカは、十分な勧告をしただろうか。

また、アメリカは、国連に属している。国連の権威を認めているはずである。

アメリカにとって国連は、一つの権威である。

神は国連において権威を設定され、決まりを許容しておられる。

その場合、国連のメンバーは、国連の規定を守るべきである。

もし守りたくないならば、脱退すればよいのである。脱退したくなく、しかも、規則に違反してある行動を取りたい場合には、それなりの理由がなければならない。

それは、国連自体が神の法に違反しており、アメリカの神的行動を著しく妨害した場合である。

しかし、今回の場合、国連は著しく神の法に逸脱したことをしただろうか。そして、神的行動を取ろうとするアメリカを著しく妨害しただろうか。

そうではない。アメリカが単独で国連を無視して行ったのは、「アメリカはどのような双方的規則にも縛られない自由がある」という信念からである。

ここにアメリカの悪魔的要素がある。

アメリカは、「神が立てた権威を軽視する者」である。

アメリカは傲慢である。

「権威はすべて神が立てたものである」というパウロの言葉を尊重するならば、どのような人間、組織であっても、その権威の枠内で(つまり、遵法的に)行動すべきである。もし、その権威そのものが神の法に違反しているのであれば、その権威の下から出て行動すべきである。

アメリカにはこの自由がある。

今のアメリカの行動は、「やむにやまれず」という理由からではない。

明らかに、アメリカは、「超法規的」に行動しているのである。

超法規的に行動することを大胆に宣言するのは、サタンである。

サタンがエバに対して行った誘惑は、「超法規的に行動したらどうですか?」というものであった。

今回のイラク攻撃を肯定するすべてのクリスチャンは、私のこの説明に納得がいくように反論していただきたい。


私は、「この世に正しい戦争などというものはない」などとは言うつもりはまったくない。

無法者を裁く権威はどの人間にもあるからである。神は、人間に「地を支配せよ」と命じられたのである。

しかし、無法者を裁く者は、自らが無法者であってはならない。

イエスは、「まず罪のない者から石を投げなさい」と言われた。

自分に罪があるならば、その罪を取り除いてからでなければ、他人の罪を除くことはできないのである。

「自分の目にある梁を取り除いてからにし」なければ、他人の目のちりを取ることはできない。

ブッシュ政権になってから、アメリカは数々の国際的協定を一方的に破り、専制君主のように振舞ってきた。

ブッシュ大統領は、「アメリカは他国の意見や、取り決めを無視して独断専行で行動する権利がある」という立場を取っているのである。

神がこのような傲慢を許されるだろうか。

法を無視するアメリカは、世界のリーダーになってはならない。

アメリカの政権が遵法的なクリスチャンによって支配されることを祈るものである。

http://www.path.ne.jp/~robcorp/cgi-bin/KY-VIEW/article/m/millnmm/121/index.html

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