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★阿修羅♪
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Ddogさん、コメント有り難う御座います。
私は日本の将来については楽観しております。その理由は日本人は世界一真面目な民族であるからです。これは永年アメリカとカナダに住み世界中の民族と付き合った経験から来たものですが、どうして真面目でかつ能力の高い民族がこれからの動乱の世界で生き残る確率が最も高いかを説明したいと思います。
生真面目な民族であるが為に不利な結果と有利な結果が生じますが、まず不利な点から始めます。自分の短所を知って対策を講じることは敵の全てを知るのと同様に重要です。
１．狡猾な他民族に騙されやすい。
２．忠誠心が高いため権威を無批判に受け入れ易く、又隷属しやすい。
３．他の民族も自分達と同様な価値観を共有すると信じ込み、国際親善とか国際協力が善意だけで可能と信じている。外国人は今まで他民族に散々痛めつけられた経験があるので他民族の善意などは全く信じない。
有利な点は、
１．こだわりは日本人特有の性格で、この「こだわり」があるため良い物が作れる。
２．与えられた命令を忠実に実行する。
３．集団としてまとまり易く、個人の不平不満を抑えてでも集団の為に一致協力する。
４．社会の秩序が保たれ易いので、治安のための無駄な資源と努力を少なくでき、社会的損害も少ない。
先ずアメリカが日本占領に大成功を納め、日本人の「民主化」という洗脳に成功したのは日本人の生真面目さによるものです。他民族では絶対に旨くいきません。日本人自身が最も警戒すべき事は外国に隷属する事で、今すでにアメリカや中国に対し隷属的心理にある人が官僚や政治家に沢山居ますから、彼らを早急に日本政府から追放する必要があります。これは民族主義的見地からでは無く、日本人の国民性に基づく論理的結論です。
日本がビッグバンで金融開国をしたあと外資金融会社から莫大な損害を受けたのは皆さんご承知の通りです。外国人は皆悪党で自分達を騙そうとしていると信じて彼らを徹底的にボイコットしていたら日本の金融業は今の様な無惨な状態にはならなかったでしょう。日本人より遙かに警戒心の強いアメリカ人でも金融会社に簡単に騙されるのですから、日本人を騙すのは赤子の手をひねるようなものです。それに比べ日本の輸出産業が今でも頑張っているのは、昔から外国人と取り引きし彼らのやり口に慣れていたからで、ここまで来るまで莫大な授業料を払っているのです。輸出産業は授業料分を儲ければ済む事ですが、日本の金融市場を乗っ取られては取り返しがつかない事になります。そうなると肝心の輸出産業までも乗っ取られてしまうのです。
日本の経済政策にしても日本人の生真面目が裏目に出た例です。日本の官僚は法学部出身が多く、従って全て本に書いてある通りにやろうとします。日本の官僚や政治家、それと銀行家も全部理工系の人達ならば今のような無様な状態にはならなかったでしょう。理工系の訓練を受けた人達は生真面目でも論理的思考が出来ますが、文科系の訓練を受けた人達は論理性に欠け情緒で物事を判断するから失敗するのです。もし教科書が日本人自身の価値観で書かれた物ならまだましですが、外国人が彼らの価値観で書いた事を忠実に実行しようとした所に悲劇の原因があります。
これからの動乱の世界を勝ち抜くにはどうするか
日本人の物造り能力が世界一である事は世界中で認められている事実です。物造りは富を創造しますから、その富を略奪されなければ、日本が世界で最も豊かな社会になる事は間違いありません。問題はどうやって日本の富を守るか、そして富を作るに必要なエネルギー源と原料と食料をどうやって確保するかに懸かっています。
日本の富を守るには自衛隊をもっと新鋭武器で強化し他国に日本を侵略することを諦めさせる必要があります。例えば、
１．ミサイル邀撃用の爆薬エネルギーを電力に変換して発光するレーザー砲。
２．リモコン技術とロボット技術を使った無人航空機と戦車。
３．偵察衛星による他国の監視。
これらがあれば、私は核兵器は時代遅れで必要ないと考えます。又、アメリカとの共同開発は止めるべきです。良いところを只取りされるだけで日本の得になることは全くありません。
富を作るに必要なエネルギー源は石油から一刻も早く決別すべきです。現在すでにある原子力発電から太陽光、風力、バイオマスに切り替えるだけでは不足しますから、どうしても核融合発電を実用化する必要があります。大阪大学でかなり研究が進んでいるそうですが、日本政府が又アメリカの要求に屈して研究を止める様な売国行為をしないように国民が厳しく監視しなくてはなりません。
エネルギー源さえ確保できれば食糧は人工光で工場内で作れます。高効率のLEDは日本の得意産業の一つですから問題ありません。今のように比較的平和であれば大陸国家から食料を輸入した方が安上がりですが、世界恐慌になればいくら土地があっても食料を作れなくなるか、食料があっても輸送出来なくなりますから、その時に備えて自給自足体制を今から準備しておく必要があります。
これらの準備をするには勿論莫大な円貨が必要です。日本人は生真面目なものですから円貨はfiat moneyである事を認めたがらず、政府の支出はいつも税収内で賄わなくてはならない、という原理主義にこだわります。法律でも日本人の生真面目さが憲法の改定に反対させる原因です。今は日本の非常事態である事を認識し、生真面目な原理主義は一時停止にすべき時です。日本の将来に関わる事なのですから、論理最優先で情緒的なこだわりは捨て、どんどん円貨を刷って上に掲げたプロジェクトを強力に推し進めるべきです。そうすれば今のデフレも知らない内に消えるでしょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。