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今日(4・18)昼に放送された「CNNニュース」は、「イラク侵略戦争」が激戦段階を終えた後のイラク国民の意識状況を伝えた。
ニック・ロジャーズ記者がカフェや街路で取材したもので、
[略奪問題]
● 目撃したという人が、「米軍兵士が銀行の扉を開け、略奪者を招き入れた。そして、米軍兵士とクウェート人が金庫を開けた」と主張すると、その斜め後ろにいた人も、「俺も見たんだ」と補強した。
● 別の場所で、男性が、「米軍は、イラク人に統治能力がないということを示す目的で略奪を煽ったんだ」と説明した。
[戦争の実相]
● ある男性は、「米英はイラクの石油を奪う目的で攻め込んだ」と責め立てた。
● カフェの店主が、「フセインはCNNかCIIとか言う情報機関の人間と一緒にいるのさ」と解説した。
● 他の場所の男性は、「フセインは、今ごろワシントンでブッシュと一緒さ」と皮肉った。
● あるビジネスマンは、「フセインは63年から米国の手先として動いてきたんだ」と解説した。
● あるエンジニアは、「イスラエルのために中東全体を破壊するための戦争の一環だ」と説明した。
[少数派の意見]
● ある男性は、「フセインのことはどうでもいい。今は水と電気であり、イラクの将来が問題だ」と語った。
このコメントに、CNNは、「このような意見は少数派でしかない」と解説した。
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★ 取捨選択した報道だろうが、イラク国民の多くが、侵略者である米英に怒りを持っていると同時に、フセイン政権の裏切りが米英と通じたものだと感じていることがわかる。
とんでもないのは、CNNが、このような街の声を、「フラストレーションと怒りから出ている噂話の増幅で、真実にアクセスできない状況が問題だ。早急に真実を伝えるメディアを確立させる必要がある」と結んだことだ。
陰謀説はともかく、銀行略奪の話は、目撃証言なのだから、それが行なわれた場所と日時や状況を聞き取って調査するのがまとまなメディアの責務だろう。
※ 参照書き込み
バホーンさん:『イラク人は米英にふつふつとした怒りを次第に燃え上がらせつつある。』( http://www.asyura.com/0304/bd25/msg/666.html )