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(回答先: Re: 再びドゥーリ氏 投稿者 猫人 日時 2003 年 4 月 16 日 16:30:57)
猫人さん、こんばんわ。
ドゥーリ氏の「ゲーム・オーバー」発言は、二度とも「CNNニュース」で見ました。
まあ、あまりにも他人事というか人としての基本的な態度が欠落しているとんでもない人物だという印象を受けました。
ドゥーリ氏の「ゲーム・オーバー」発言が、「合作説」の傍証になるかどうかはなんとも言えないと思っています。(それなら、もっと気をつけた発言をするはずという見方もできます)
>ドゥーリ氏が果たしてブッシュとフセインの合作を知れる立場(知らなくてはならな
>い立場)なのかどうかが問題の焦点ですが、まあこの問題は私の結論では倫理や道徳
>の枠を出ないので、多くの議論をするだけ無駄なのかも知れません。
「湾岸戦争」以後、米国とイラクには正式な国交がありません。(米国政権は連絡事務所をバグダッドに置いていたのでまったく外交関係がなかったというわけではありません)
ご存知のように、「湾岸戦争」以後のイラク問題はUN安保理を主たる舞台として論議されてきました。
正式な国交がなく安保理で論議される機会が多かったことから、イラクの国連大使が、「合作」にまったく無関係ではなかっただろうと推測しています。
また一般的に、外交官が覇権国に取り込まれてから国がおかしくなるという経緯になっているので、ドゥーリ氏が「合作」を知らないとしても、イラクの国益ではなく覇権国の利益のために動いていた可能性もあると思っています。
(それなら、「イラク侵略戦争」の推移を眺めていて、フセインもお仲間だったのかと察知して、つい「ゲーム・オーバー」と口走ったことも説明がつきます)
安保理でイラクに最後の弁明機会が与えられたときのドゥーリ氏が、眼鏡を外したり付けたり落ち着かないそぶりで、演説にも迫力がなかったことを想い出します。
(米国のネグロポンテ大使が途中で退席するという無礼なふるまいをした演説です)